こんにちは
棋聖戦決勝トーナメントで残念ながら羽生九段が渡辺名人に敗れてしまいました。相掛かりの将棋で先手渡辺名人の正確な差し回しが光りました。今後も羽生九段のタイトル通算100期獲得を追っかけていきたいと思ってます。
渡辺明名人がベスト4進出 藤井聡太棋聖への挑戦権獲得へあと2勝!羽生善治九段とのゴールデンカードを制する/将棋・棋聖戦決勝T | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
いよいよABEMAトーナメント2023が始まります。本日ドラフト会議が放送され各チームのメンバーが決まりました。優勝チーム予想をしようと思います。()内の数字は2023年4月1日時点でのレーティングになります。
将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング) (kishibetsu.com)
チーム永瀬 (5509)
永瀬拓矢王座 (1917)
増田康宏七段 (1790)
本田奎五段 (1802)
チーム豊島 (5276)
豊島将之九段 (1888)
木村一基九段 (1712)
池永天志五段 (1676)
チーム稲葉 (5317)
稲葉陽八段 (1792)
服部慎一郎五段 (1814)
出口若武六段 (1711)
Aリーグはレーティング的にはチーム永瀬が頭一つ抜き出ていて、本田五段の数字が増田七段より高かったのは驚きました。確かに棋士初年度で棋王戦挑戦経験のある実力者です。チーム永瀬が本命◎ですが、豊島九段が加入した(?)チームエンジェルも注目です。前回優勝のチーム稲葉は調子の波が大きそうですが爆発力は全チーム中ナンバーワンですね。
チーム羽生 (5304)
羽生善治九段 (1853)
伊藤匠五段 (1768)
梶浦宏孝七段 (1683)
チーム山崎 (5267)
山崎隆之八段 (1751)
中村太地八段 (1719)
佐々木大地七段 (1797)
チーム斎藤 (5061)
斎藤慎太郎八段 (1825)
黒田尭之五段 (1638)
冨田誠也四段 (1598)
Bリーグは、今回選択の趣向を変えたチーム羽生に大注目です。前回までチームを支えていた中村八段が敵チームとなり予選で激突します。また、前回大会で旋風を巻き起こした”チーム下克上”のメンバーを今回は斎藤八段が束ねて暴れまくる可能性もありますね。フィッシャールールでの強さが実証済の伊藤五段を獲得したチーム羽生を本命◎とします。
Cリーグ
チーム天彦 (5116)
佐藤天彦九段 (1802)
三枚堂達也七段 (1688)
戸部誠七段 (1626)
チーム広瀬 (5391)
広瀬章人八段 (1854)
近藤誠也七段 (1816)
石井健太郎六段 (1721)
チーム菅井 (5041)
菅井竜也八段 (1822)
船江恒平六段 (1641)
西川和宏六段 (1578)
Cリーグはチーム広瀬が本命◎で抜き出てる印象です。安定感抜群の近藤七段を獲得できたのが大きかったように思います。但し前回無敗だった佐藤天彦九段に爆発力のある二人を従えたチーム天彦も十分チャンスがあると思います。
Dリーグ
チーム康光 (5215)
佐藤康光九段 (1712)
高見泰地七段 (1737)
大橋貴洸七段 (1766)
チーム糸谷 (5063)
糸谷哲郎八段 (1739)
森内俊之九段 (1667)
徳田拳士四段 (1657)
Dリーグは上記2チームに加えてエントリーチームが参戦します。どなたが勝ち上がってくるのか注目です。年下の実力者2人を指名したチーム康光が本命◎ですが、フィッシャールールも滅法強い永世名人森内九段とレーティング以上の実力がありそうな徳田四段を獲得したチーム糸谷にも十分可能性があると見ています。
Eリーグ
チーム藤井 (5315)
澤田慎吾七段 (1745)
齊藤裕也四段 (1478)
チーム渡辺 (5224)
渡辺明名人 (1872)
佐々木勇気八段 (1795)
岡部玲央四段 (1557)
チーム千田 (4914)
千田翔太七段 (1708)
西田拓也五段 (1676)
藤本渚四段 (1530)
Eリーグには新人4段が多くいてレーティングだけでは評価できなさそうです。フィッシャールールへの適応力が未知数な初出場の澤田七段も楽しみです。経験豊富な佐々木勇気八段を従えたチーム渡辺を本命◎とします。
予選勝ち上がりのルールが良くわからないのですが、上記の各グループの本命◎5チーム(チーム永瀬、チーム羽生、チーム広瀬、チーム康光、チーム渡辺)の中からさらに予想をします。
チーム永瀬 (5509) ◎
チーム羽生 (5304) △
チーム広瀬 (5391) 〇
チーム康光 (5215) ✖
チーム渡辺 (5224) △
本命はチーム永瀬。隙が無いです。3人とも2勝を挙げることができそうです。対抗はチーム広瀬とします。安定の広瀬九段、近藤九段に加え石井六段も確実に1勝を獲得できるチーム布陣だと思います。大穴はチーム渡辺。初出場の若手岡部四段の活躍如何で十分チャンスはあると思います。放送が待ち遠しいです。
今回は、この辺りで失礼します。