こんにちは
ABEMAトーナメント2023予選Bリーグが終了しましたね。チーム羽生が1位、チーム斎藤が2位で本戦進出が決まりました。先日行われたチーム斎藤対チーム山崎の対戦では、ムードメーカー冨田四段の3勝が大きく予選突破の立役者となられました。「同じチームでもっと長く戦いたい」とチーム戦ならではの発言が印象的でした。
今回は、今週(2023/05/21~05/27)の注目対局を確認したいと思います。
対局予定・結果、記録|日本将棋連盟 (shogi.or.jp)
将棋連盟ライブ中継アプリ|日本将棋連盟 (shogi.or.jp)
5月21日(日)
NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第8局
勝又清和七段 対 伊藤匠六段
既に放送されており、千日手指し直しの末伊藤六段が勝利されました。指し直し局は、勝又七段にもチャンスの場面があったようですが、伊藤六段が熱戦を制しました。
5月21日(日)
第81期名人戦第四局
注目の第四局、既に初日が終了し先手番の藤井竜王が封じ手をされております。今期の名人戦は、渡辺名人が徹底して角換わりを拒否して雁木模様の将棋に誘導されています。封じ手の局面は、渡辺名人が桂馬を捌き89筋から攻勢をとっている状況です。渡辺名人の攻めが繋がるのか、藤井竜王がどこで反撃するのか二日目が大注目です。
5月23日(火)
竜王戦2組ランキング戦決勝
第36期竜王戦 2組ランキング戦 (shogi.or.jp)
両者決勝トーナメント進出は既に決まっています。勝者は2組1位として1組3位(永瀬王座と木村九段の勝者)、敗者は2組2位として3組優勝の三浦九段と決勝トーナメント初戦で戦います。
5月25日(木)
女流王位戦第3局
両者譲らず1勝1敗で迎えた第3局は、福岡県飯塚市「麻生大浦荘」にて行われます。先手番の伊藤女流四段はこれまで、第1局は居飛車で銀冠、第2局は向かい飛車で戦われており、作戦予想が難しいですね。
5月25日(木)
竜王戦1組ランキング戦決勝
第36期竜王戦 1組ランキング戦 (shogi.or.jp)
こちらも両者決勝トーナメント進出が決まっております。但し、1組優勝者となると決勝トーナメントで1回勝つと挑戦者決定戦に進めることができ、挑戦権を視野に入れる上でもかなりの大一番と言えます。これまでの対戦成績は、羽生九段が9勝2敗で大きく勝ち越しています。
5月26日(金)
竜王戦1組3位出場者決定戦
第36期竜王戦 1組ランキング戦 (shogi.or.jp)
勝った方のみ1組3位として決勝トーナメントに出場できます。対戦成績は、永瀬王座の7勝4敗で現在4連勝中です。相掛かりの将棋が最も多いのですが、今局木村九段の作戦に注目です。
5月27日(土)
ABEMAトーナメント2023予選Cリーグ第一試合
ABEMAトーナメント2023 予選Cリーグ第一試合 | 新しい未来のテレビ | ABEMA
チーム広瀬 対 チーム菅井
いよいよ予選Cリーグの戦いが始まります。第一試合は、所司門下二人を獲得したチーム広瀬と、関西中堅で固めたチーム菅井の一戦です。レーティング的には、チーム広瀬有利ですが、初参加の西川六段がフィッシャールールでどのような戦いをされるのか注目です。
今週も大一番が目白押しです。
今回は、この辺りで失礼します。
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